老人ホームはどのようにして選べば良いでしょうか？

実は、老人ホームを選ぶときに３つのポイントを抑えると失敗しません。

今回はその３つのポイントをご紹介します。

老人ホーム選びに欠かせないポイントは、「いつ入居を検討するか」です。

入居するかしないかを迷っていると入居のハードルが上がってしまい、タイミングを逃しかねません。そうならないためにも、本人や家族が入居のタイミングを決めておく必要があります。タイミングを決めると言われてもすぐには決まらないと思うので、以下のサインを一つの目安に考えてみてください。

【本人】

・夜、不安で眠れなくなった

・食事を作るのが億劫になった

・気がつくと部屋が散らかっていた

・誰とも話さない日が何日も続いた

・昔楽しかった趣味が楽しくなくなった

 

【家族】

・冷蔵庫の中に賞味期限切れの食品がたくさんあった

・家がゴミ屋敷になっていた

・昔に比べて明らかに口数が減った、無表情な時が増えた

・老人ホームのパンフレットが隠してあった

 

【介護者】

・在宅介護に限界を感じ、自信をなくした

・自分自身に鬱症状が出始めた

などなど

 

いかがですか？小さな違和感でも早く気づくことが大事です。

一つでも感じるものがあれば、ぜひご相談ください。

老人ホームに入居するためには資金計画を立てなければいけません。

資金計画で一番大切なことは、毎月の支出を毎月の収入でできる限りカバーすることです。

収入として考慮することは、年金のみでなく預貯金や住んでいる自宅の売却価格、保険金などです。20年後まで老人ホームで過ごすと長めに仮定して資金計画を立てる必要があります。

実際にどのくらいの資金が必要になるのかは入居する老人ホームによって異なりますので、よく確認しておきましょう。

老人ホームは生活の場であり、その人の暮らしそのものです。

どこの老人ホームを選ぶかは、老後の人生を選ぶことと同じですので、入居前にどのような老後を過ごしたいか自分で決めておきましょう。

まずはどのタイプの施設を探すのかを決めましょう。

・特別養護老人ホーム（とくよう）

・介護老人保健施設（ろうけん）

・介護付有料老人ホーム

・住宅型有料老人ホーム

・グループホーム

・サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）

 

施設の違いは別の記事で解説しています。

《タイプ別施設についての記事はコチラ→たくさんある！老人ホームの種類》

・老人ホーム選びのポイントは、いつ？いくら？どこ？

いつ？：入居を検討するサインを見抜く！

いくら？：将来まで安心の資金計画を立てる

どこ？：自分に合った老人ホームを見つける

 

いかがでしたか？

老人ホームを選ぶことは自分の老後を選ぶことと同じです。

あなたの望んだ老後のために、この記事を参考にして老人ホームを選んでみてください。

 

 

 

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（2019.10.19）