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日本の高齢化は今現在着々と進行しており、2018年時点での平均寿命は男性で81.25歳、女性が87.32歳になりました。平均寿命の延びに伴って、介護が必要な期間が長くなっています。
あなたは、自分の介護期間は何年くらいがちょうどいいと思いますか?
多くの方は「4~5年くらいかな」と思うかもしれませんが、実は介護が必要になる期間は8~12年と言われています。意外と長いですよね。
また、介護というのはいつから必要になるのか予測ができません。
介護が必要になる主な原因は、1位認知症、2位脳卒中のほか、転倒による骨折や関節疾患なども含まれます。自分がいつ認知症になるのか、骨折するのかなんてわかりません。ですので、基本的には自分の意思とは無関係に介護が必要になります。
介護は「意外と期間が長い」「いつ始まるかわからない」という問題から、不安に思われる方も多いですが、知識を蓄えて準備をすることで不安を解消することができます。
介護保険には3つの柱があります。
①介護を受ける者の自立をサポートする「自立支援」
②介護を受ける者が自由に選択することで介護サービスを総合的に受けられる「利用者本位」
③納めた保険料に応じてサービスや給付金を受けられる「社会保険方式」
介護保険は40歳になると強制加入となり、支払い義務が発生しますが、介護保険サービスを受けるには申請をしなければいけません。次は介護保険サービスを受けるための流れをご説明します。
①介護保険サービスを受けるためには、まずは住んでいる市区町村の窓口に申請書を提出します。
②申請を受けると、ケアマネージャーと呼ばれる方が直接家庭に訪問し、どのくらいの介護が必要なのかを調査します。
③その調査をもとに介護度・支援度を判定します。
④判定が終わり認定されると、その結果を被介護者に結果を通知します。
⑤実際にどのようなスケジュールで介護を受けるのか、ケアプランを作成します。
⑥ようやくサービスを利用することができます。
介護度・支援度の判定は何のためにするのかというと、介護の必要な程度によって1か月に得られる介護保険金の金額が異なるからです。介護保険の金額の早見表をご覧ください。
「単位」とは。その人が1か月間に受けることができる介護サービスの限度のことで、地域によって違いがありますが1単位およそ10円です。
表の下にいくにつれて介護度が重くなっており、介護度が重くなると1か月にもらえる単位数が大きくなります。つまり、介護度が重い方が受けられる介護サービスの範囲が広くなりということです。
ちなみに1か月の単位数を超えた部分は10割自己負担となります。
いきなり、単位と言われてもどのように使っていいかわからないと思います。単位の使い方は介護度やその方の状況によっても異なりますが、ここでは一例をご紹介しますので参考にしてみてください。
【例:要介護1】限度額16692単位
・1日7時間の通所介護×週3回(月13回) = 700単位×3
・1日2時間の訪問介護×週2回 (月9回)= 600単位×2
を利用するとなると、合計で14500単位になります。
【例:要介護4】限度額30806単位
要介護4になると、立ち上がりや排せつなどの身の回りのことができなくなります。
・1日7時間の通所介護×週2回(月9回) = 1200単位×2
・1日6時間の通所リハビリ×週1回(月4回) = 1200単位
・1日2時間の訪問介護×週3回(月13回) = 700単位×3
・4泊5日の短期入所生活介護 = 4500単位
を利用するとなると、合計で29200単位になります。
介護用具の貸し出しなどほかにも様々なサービスがありますので、ご本人の状況や介護をしている家族のスケジュールなども考慮しながらケアプランを作りましょう。
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