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相続とは、亡くなった方の遺産(財産や借金)を、一定の血縁関係にあるものが引き継ぐことです。
突然ですが、あなたは相続対策で大事なことと言ったら何を思い浮かべますか?
財産の分け方や相続税のことなど、気になることは多いと思います。
実際には、相続を考えるときには最初に節税対策について考える方が多いようです。
確かにお金は大切なので、できる限り相続税を低く抑えたですよね。
しかしながら、節税対策ばかりを優先してしまうと
相続人全員の納得がいく財産分割ができずに争いがおきてしまう可能性が高くなります。
相続関係の揉め事は、一度起きてしまうとなかなか決着がつきません。
今回は、相続で揉めないためにはどうすればいいのかについてお話していきたいと思います。
この記事の最初に申し上げたように、大部分の人は相続対策をする際
一番最初に節税について考えるようです。
しかし、実は節税対策は最後に考えるべきことであり、
本当に一番最初に考えるべきことは別のところにあります。
それが争族(遺産分割)対策です。
「争う」に「家族」と書く名前の通り、相続について親族間で争いになってしまうことを一般的に「争族」と呼びます。
相続が発生する場合、亡くなった方の財産を「誰が」「どのくらい」相続するかを決めなければいけません。
しかし、例えば亡くなった方の財産に土地や建物がある場合などは特にそうですが、どのように財産を分配するかを話し合うのは難しいですよね。
そのような場合に全員の意見が合わず、裁判などに発展してしまうこともあります。
そうなってしまうと、もう節税や他の対策どころではなくなってしまいますね、、
まず大切なことは、遺産を遺す本人があらかじめ財産内容とそのありかを明らかにしておくことです。そしてその上で「遺言書」を作成します。
遺言書というのは、「自分の財産をこのように分配させたい」という意思を記す文書のことで最終的な意思表示になります。
繰り返しになりますが、遺言書は自分の意思を遺された後世に伝えることで相続に関する揉め事を防ぐことができます。
それだけではなく、財産を遺す立場から見ても自分にとって理想の相続を実現するにあたってとても有用なものになります。
一方で、遺言書についても正しい知識を持っておく必要があります。
遺言書の種類は「一つではない」また「正しい書き方をしないと効力が発生しない」などの条件があることはご存じでしたか?
遺言書についての詳しいことは別の記事で紹介しています。併せてご覧ください。
他にも争族対策として、生前贈与という方法が挙げられます。
生前贈与はその名の通り、生きているうちにに自分であらかじめ財産を贈与することです。
生前贈与のいいところとしては、
などがあります。
しかし一方で、相続人のうち誰かひとりに偏った生前贈与をしていたり、逆にある人にはほとんど生前贈与をしていなかった、などの不公平が生じるとかえってトラブルの原因にもなってしまうので注意が必要です。
贈与した財産には税金がかかりますが、贈与の形式によって大きく2つの制度とその他の制度にわかれています。
それらに関しては別の記事で紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
いかがでしたでしょうか。相続をする上では、親族同士の争いである「争族」がないように生前から準備しておくことが大事です。
あなたの家族がいつまでも円満にいられるように、今からしっかりと対策をしていきましょう!
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